犬ニュース

     

犬ニュース3本立て!

 
@木にカムバックだワン
 
人にとって身近なペットであるニュースには、国境がないようですね。世界各地で、様々なニュースが伝えられていますが、犬のニュース第一弾はイギリスから。「え〜、ほんとぉ〜?」と思ってしまった犬ニュースです。
 
舞台は、イギリスのチェシャー州ナッツフォード近郊のアントロバスという町。引退した大工さんのテリーさん(67)、ジョアンさん夫妻の実体験ですよん。
 
このご夫妻、自然に囲まれた静かな町にある築200年という立派なコテージにお住まい中。ウラヤマシ。
 
テリーさんは大工さんだっただけに、木材の扱いにかけては達人。冬の間は、丸太を薪にして暖炉を使用するのが日課だそうです。
 
ある日、テリーさんが薪用として丸太カゴに入れておいた1本の丸太を見て、ジョアンさんが叫んでしまいました、「きゃっ、ベスが帰ってきたわ!」と。
 
その木には、3年前に死亡した夫妻の愛犬ベスの顔が、くっきりとまるで写真のように写っていたのですっ! 
 
テリーさんいわく、「驚くの何のって。わたしゃね、生涯ずっと木材を扱う商売をしてきたんだ。その私さえ、こんなモノ見たことないよ」。
 
夫妻に愛されたベスは、メスのラブラドール犬で、13歳で死亡。我が子同然にベスと暮らしてきた夫妻によると、「と〜っても賢くて、猟犬としても一流だった。余りにも喪失感が大きくて、他の犬じゃベスの代わりは務まらない」とか。
 
この、びっくり犬ニュースが伝わるや否や、ベスの顔が写った(?!)丸太を購入したい、という申し出もあったそうですが、夫妻はやんわりと拒否。
 
「この丸太は、お金には換えられないよ。ベスは、全くもって驚くべき方法で、私たちの元に帰ってきてくれたんだ。これで、ずっと永遠に私たちの傍にいてくれる」と、テリーさんは語っています。
 
Aパリ発わんわんベーカリー
 
犬ニュース第二弾は、おフランスからお届けしま〜す。
最近は、ペット用グルメ本やペットマッサージ、ペットスパなどなど、ペットもゴージャスライフを堪能する時代になってきました。日本では今や、通販でもお犬様ビスケットが買えますなあ。鼻じゃない花の都パリには、敏腕シェフによるお犬様御用達ベーカリーがごじゃります。
 
本格派犬グルメ時代の到来を思わせるこのお店「Mon Bon Chien」の定番メニューは、猫型(!)のベーコンビスケットと、骨型のフォアグラクッキー(!)。
 
オーナーのスターンスタインさんは、ラブラドールの愛犬ソフィー・マリーちゃんを伴って、米国からパリに移住した経歴の持ち主。ソフィー嬢が、ペストリーとペット大好きオーナーに、わんわんベーカリ−のインスピレーションをもたらしてくれたとのこと。
 
販売するペストリー類は全て自家製で、毎日200〜300個のビスケットを製造中です。特別注文も受け付けるほか、クリスマス、バレンタインデー、ハロウィーンなど、季節に合わせた味も登場する芸コマぶりが評判です。
 
このお店では、まず人間のオーナーが「きゃっ、面白い!」とやって来て、自分がかわいいと思うビスケットを購入。次回からは、犬クンがお好みのビスケットを選ぶようになるとか。
 
B犬が育てた少年だワン!
 
お次は、ロシア発犬ニュースです。
 
狼に育てられた“オオカミ少年”は有名ですが、人間を育てられるのは狼だけではないんですね。2004年9月のこと。シベリアの過疎地帯ベスバロフスコヤ(←舌を噛みそーな発音)の村落で、犬に育てられた少年が発見されましたっ! 極寒のシベリア発、わんこニュースです。
 
発見されたのは、当時7歳だったアンドレイ・ドルストイク君。生後3カ月の時に両親が相次いで蒸発、以後発見されるまで、犬と共に暮らしていたらしいのです。就学年齢に達しても学校に登録されていないことを不審に思った保護局職員が、犬と暮らす少年を発見したとか。
 
アンドレイ君は、生後ほとんど人間との接触がなかったため、発見当時は人間の言葉を話せず、4本足で歩行。人間に噛み付き、食事時は犬のように食べ物の匂いを嗅いでから食べるなど、人間とはかけ離れた行動様式を持っていたそう。無理もないですよね…。
 
アンドレイ君の母親は、同君が生後3カ月の時に蒸発、残されたアルコール中毒の父親も、少年を置き去りにして家出。トルストイク家から離れた場所に点在する近隣の村民らは、アンドレイ君の両親が乳児を置き去りにしたことを知らぬまま、徐々に同家自体が忘れ去られた存在になってしまったらしいのです……。
 
人間との接触を失ったアンドレイ君は、唯一傍にいた生き物である同家の番犬になつき、発見されるまで人生のほぼ全てを動物たちと過ごしていました。
 
発見後、アンドレイ君を診察した医師によると、同君は生まれつき言語障害と難聴を患っているとか。地元メディアで「犬少年」と報じられたアンドレイ君は孤児院に収容され、他の子供たちとのコミュニケーションを目指しながらリハビリに励んでいます。
 
当初は、他の子供たちに恐怖心を抱いて突発的な行動を取ったり、食事前に必ず食べ物の匂いを嗅ぐなどの行動が見られたけれど、徐々に手話のようなコミュニケーション手段を覚えたり、2本足で歩くことや、スプーンを使って食べること、ボール遊びなどを覚えたそうです。
 
この犬ニュースが世界的に報じられたのは2004年12月頃で、既に時間が経過しているので、きっと現在は、さらに成長しているだろうと思いま〜す。
 
ロシアでは以前にも、アンドレイ君のような“野生児”のケースが報告されています。
 
1988年には、モスクワ近郊で当時6歳のイワン・ミシュコフ君が野良犬の群れと共に暮らしているところを保護されました。イワン君は4歳の時、アルコール中毒の父親の虐待を逃れるために家出。その後、野良犬に食べ物を与えることで犬たちから信用を獲得。野良犬と共に行動するようになったそうです。
 
犬たちはイワン君を寒さや外敵から守り、発見された2年後には、イワン君が犬の群れのリーダー格になっていたとのこと。
 
いやあ、驚きの犬ニュースはロシアにもあったんですね。
 
                 
 
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