悪性リンパ腫奮戦記
悪性リンパ腫奮戦記 |
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| ここでは、父の悪性リンパ腫に対する奮戦の軌跡をご紹介します。オマケとして、その時々の 家族としての私の思いも、綴ってみました。記述内容には留意しましたが、医療関係者ではない ので、悪性リンパ腫に関する医学的詳述ではなく、父の病状経過概要と家族の心理に焦点を あてた闘病記です。この悪性リンパ腫の記録が、読んでくださった方にとり、何らかのご参考に なれば嬉しいですっ! 2006年5月10日から6月27日までの入院の詳細に関しては、「転院と緊急入院」、「入院看病記」 をご参照くださいネ。 尚、父は悪性リンパ腫が発覚する以前から、前立腺がんを患っていましたが、これはホルモン療法 が奏功して、最期まで経過は良好でした。 ★ ★ ★ ここでひと言。父の場合、高齢(80歳代)、前立腺がん罹患、B型肝炎キャリアという厳しい 予後因子があったため、抗がん剤の投与量制限(通常の半分程度)、抗がん剤の吟味、副作用・ 危険性の要考慮など、悪性リンパ腫の治療に際して、複数の大きな制約がありました。 こうしたケースは稀と思いますし、仮に予後因子が父と同じ方であっても、悪性細胞の性質や 個人の体質は千差万別です。 また、がんの治療法も常に前進しています。 悪性リンパ腫では「完治」という言葉は使われないものの、一般に比較的抗がん治療が効きやすい がんと言われており、悪性リンパ腫から回復された方も多数いらっしゃいます。
※1 悪性リンパ腫: 白血球の中のリンパ球ががん化した悪性腫瘍で、リンパ節が腫れたり、 腫瘤ができる病気(似た病気にリンパ性白血病があるが、これは悪性細胞の増殖場所が血液や 骨髄である点が悪性リンパ腫と異なる)。悪性リンパ腫にはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫 があり、日本人の悪性リンパ腫の約90%は非ホジキンリンパ腫。病期(病気の進行度)はT〜Wの 4段階に分類される。 病型は病理学的に多数に分類されるが、非ホジキンリンパ腫のうち、頻度の高い病型はびまん性 リンパ腫とろ胞性リンパ腫の2型。病型はまた、どの程度強い治療が必要になるかとの観点から、 低悪性度、中悪性度、高悪性度に分類される。ただし、高悪性度=重病というのは誤解で、高悪性 度型リンパ腫でも化学療法によく反応し、治癒するケースもある。父は、日本人の中〜高悪性度 非ホジキンリンパ腫の代表格と言われる、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫だった。 悪性リンパ腫は一般に、固型がん(肺がん、膵臓がんなど)に比べ、優れた治療成績が得られて いる。治療には、抗がん剤を使用する化学療法と放射線療法があり、手術が必要となるケースは稀 で、造血幹細胞移植が有効なケースもある。治療法はリンパ腫の病型や広がりなどにより異なる。 ※2 R-CHOP療法: CHOP療法は、悪性リンパ腫の標準的な化学療法で、悪性リンパ腫に対 して最も有効な抗がん剤と言われるビンクリスチン、エンドキサン、 アドリアマイシンの3剤に、 副腎皮質ホルモンを加えた4剤による併用療法。これに、B細胞リンパ腫に有効なリツキサンを 併用したのがR-CHOP療法。2006年7月現在、中〜高悪性度B細胞リンパ腫の標準治療とされる。 ※3 新たな化学療法: ここで言う新たな化学療法とは、ロイケリンとメソトレキセートの抗がん剤 2剤を服用する治療法。この時点で、強い治療(ESHAP、CHOP、COPなど)を行うか、弱めの治療 (複数の抗がん剤内服またはリツキサン単独、及び局所の放射線療法の併用)を行うかの二者択一 だったが、危険性(特に感染症)を鑑み、弱めの治療を選択した。ロイケリンは毎日1回、メソトレキ セートは週1回の服用。その後、2〜3週毎に採血検査を行い、数値を見ながら投与間隔、抗がん剤 の種類を変更していった。 ※4 VP療法: 抗がん剤(V)オンコビンとステロイド剤(P)プレドニンの組み合わせ療法。 オンコビンは週1回の注射、プレドニンは内服。症状を見ながら、投与量や投与間隔を調節する。 参照ウェブサイト 愛知県がんセンター/がんの知識/悪性リンパ腫 新潟県立がんセンター新潟病院 非ホジキンリンパ腫 東洋漢方相談所 Copyright(C) おやっどん、またね! All Rights Reserved. |
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